Column - 

Fuji Rock Festival 05

朝4:30、携帯のバイブがブルブルと。これは、目覚まし。そう、着港が5:30。フェリーは朝が早い。もうちょっと出発を遅くしたらいいんじゃないかという気もするのだけれど、それは素人判断だろう。

 新潟港に着いた後は、フジロック丸でチャーターした(いい響きですね)バスに乗り込み、いざ苗場へ。しかし、今出発して普通に行くと到着は8:00くらいとのことで、こんなに早くてもねぇ、とゆっくり行きました。それでも着いたのは9:00頃、苗場は9:00から「これでもか」というくらい炎天下。民宿・車組を除く数名の「フジロック丸組」は3時間ゲートに並んで待ちました。あぐらをかいて、その場でメンバーと今年のリストバンドの強度(だってペラペラなんだもん)を確かめたり、前夜祭のメンバーなどについて勝手にラインナップを組んだりしていました。空は雲一つ無い青空。ジリジリ日焼けしていくのがわかります。「3時間かよ・・・」と最初はこぼしていたメンバーも、後にできた恐ろしく長い行列を見て「よかったかも」と安堵の声。今年は人が多い、とは聞いていたものの、いきなりその片鱗を見せつけられました。 

 12:00、いよいよ開場。今年はキャンプサイトもかなりいい場所を確保することができました。荷物を運ぶのも近くて最高の場所でした。しかし、テントを張って前夜祭まであと6時間。やることがない。仕方がないので日陰を求めてうろうろしていました。  6:00になって、やっと会場門がオープン。まずは前夜祭の内容を確認しなければと思いインフォメーションセンターの前へ。しかし、今回の前夜祭で知っているのはエディ・リーダーのみ。昨年のJUDEのようなサプライズもなく、僕は苗場音頭だけを見て、帰ってきました。この時点で場外のショップが開いていたので、岩盤でTシャツを3枚買いました。オフィシャルの方はもうすでにすごい行列になっていたんだけど、「並ぶのは今日しかない」と決心し、3時間並びました。恒例の打ち上げ花火も行列の中で見ました。別にそんなにほしい物があるわけではないんですけど、いつも出演者が書いてあるTシャツだけは欲しいんですよね。 「これで、明日はゆっくり見れるぞと」帰ってきたのは12:00近く。テントに腰を下ろすと、両足に激痛が!!どうしたと思い、見てみると両ふくらはぎが真っ赤になっている。そして、明らかに健康時よりも腫れている。「あぐらをかいて待っていた時だ」・・・そう、日焼け止めを塗らずに僕は3時間も外にいたんだっけ。僕のふくらはぎは、あぐらをかいて露わになった内側のふくらはぎだけが見事にこんがりと焼かれていて、某金融業のCMのような状態になっていました。前から見たら、バニラとチョコのミックスソフトのよう・・・まぁ、見た目はいいんですが。擦れるたびに、歩くたびに走る激痛と3日間闘わなくてはならなくなりました。 
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