Column - 

Fuji Rock Festival 05


 今年も行ってきました。フジロック。
 実はホント直前までサマソニとどちらにしようか悩んでいたんです。
 でも、我が家の場合一番問題なのはコスト面でして、フジロックはチケット代は高くても、フェリーで行けること、宿代がかからないこと(キャンプ)などから、実はサマソニよりも安く行けるんです。1日長いのに。
 それと、決め手は昨年行って、本当に楽しかったことでしょうか。
 
 昨年はほとんど自分で交通機関を調べて、手配して行ったのですが、今回は、「フジロック丸」というものを利用していくことにしました。これは、JTBで北海道のフジロッカー向けに企画されたツアーで、約1週間前夜祭も含めてロック漬けになるという恐ろしげな、いや楽しげなものなのです。とりあえず僕は一緒に行く人もいないし、交通機関の心配がないということで申し込みました。
 
 昨年は休みの日にはずっとアウトドアの店でいろいろ道具を揃えたりしたのですが、今回は「昨年のものを出せばいいか」とのんきに構えていました。本格的に準備を始めたのは1週間前。で、結局いろいろ足りないものが結構あることに気づいたんですね。あわてて用意しました。でも、結局現地に着いてから「あれがない」「これもない」と大きな代償を払いました。
 
 7/27、小樽を出発の日。フェリー乗り場に着くと、すでにフジロッカーらしき人たちが。男同士のグループ、カップルさんなどいろいろいましたが、全体的に若い。自分と同じくらいかなと思っていた人たちも見事に20代でした。ちなみに、自分と同じ寝台となった女の子はなんと16歳。女子高生と33歳のオヤジを繋ぐフジロックはやはりすごい。
 
 行きのフェリーでは、フジロック丸のメンバーで、デッキでジンギスカン大会が始まりました。聞くところによると、早い人で午前中から宴会を始めていたとのこと。いいよね若い人は。おじさんはそんな早い時間から飲むと、胃がもたれるもの・・・。
 そこで、参加する人たちのディープな音楽談義をひたすら聞いていました。やっぱりフジロックに行く人はいろいろこだわりがあるのだなと感じました。そうだよな、北海道から行くんだから生半可なものではないよな。ちなみにNew order目当てなのは自分くらいしかいませんでした。
 
 そこで散々飲んで、揺れるフェリーをものともせず、10時頃には寝てしまいました。フェリーは快適だし、時間がゆっくり流れるのが良いですね。いろんな事をしても時間が余る。用意した文庫本も、この時点で2冊読んでしまいました。

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