×

[PR]この広告は3ヶ月以上更新がないため表示されています。
ホームページを更新後24時間以内に表示されなくなります。

Column - 

Rising Sun Rock Festival 04

<1>
3年ぶりのライジングに行ってきました。ライジングが初めて行われたのが1999年。邦楽系の大がかりなフェスはこれまでになく、当時としてはまさに夢のようなラインナップだったと記憶している。生まれて初めて音楽面で「北海道に生まれた」恩恵を被ることが出来た。そんな思い出のフェスである。僕たち夫婦は3年連続でライジングに参加したが、妻の出産以降、フェスは当分控えることになった。まぁ、正直毎年参加したいところだったが、やはり子育ては大変だし、一人だけというのも気が引けた。

 しかし、今年は来年からは「借金大王(家建てちゃったから)」になるために「ラストチャンス」ということで、フジロックとライジングサンへの参加許可が出ました。前にも書きましたが。

 そんなわけで、3年ぶりのライジングへといざ参戦。と意気込んでいたわけではなく、何となくフジの余韻にひたっていた僕は、どことなくなめてかかっていたような気がする。期間も短いと言うことで、荷物は軽量化されあまり満足な準備ではなかった。それでも、前の日に「これあった方がいいかナー」とキャリーカートを購入。これが結局後の運命を左右するわけだが。

 現地に着いたのがお昼頃。ずいぶん向こうから歩いてくる人たちがたくさんいるが、僕は着いたのが遅かったにもかかわらず、割と近めの駐車場に入ることが出来た。荷物を下ろしいざ会場へ。歩き出すが、ゲートはおろか、駐車場さえなかなか出られない。砂地のためにカートが使い物にならなかったのだ。結局カートごと担いで駐車場を脱出。しかし、ゲートまではまだまだのようである。ここからは舗装されているのでカートをゴロゴロ引きながら歩く。でも、歩いても歩いてもぜんぜん近づかない。どういうこと?ライジングは僕が参加していない間にかなり巨大になっていました。右手はすでにパンパンになりながら、30分後にゲートへ到着。リストバンドと交換しテントサイト受付を探す。よく分からないのでスタッフに聞くが、なんと一人目は無視、二人目も迷惑そうに「あ、あっちです」と無愛想な対応。これが噂のWESSのバイトか、ちくしょうと思いながらやっと受付へ。そこでも、だらしないおねーちゃん達が何人かいて、チャラチャラとした対応。きっと俺たちのことロックが好きなただの馬鹿くらいにしか思っていないんだろうなぁ。軽い敗北感を覚えながら、会場外のテントサイトへ。しかし、ここからは「母を訪ねて三千里」の主題歌でもBGMにして欲しい。とーっても遠かったのだよ。運のいいことに細い舗装道があって、荷物を運ぶのには大分助かった。しかし、カートを買っていなかったらどうなっていたことが。さらに30分近く歩いてやっと到着した。しかし、このテントサイト地面悪すぎ。草を刈った後がでこぼこしていて、テントに穴が開きそうでした。のっけから文句ばかり言ってるけど、つまりは規模ばかり大きくなって、それに対応出来ずにいるような印象を受けた。まぁ、比べるのもあれだけど、フジロックには劣る。オフィシャルTシャツもいいのはあっという間に売り切れた。やはりオフィシャルTはフェスを盛り上げるアイテムであるから、これはいただけなかった。

 1日目は15:30からのスタート。Earth TentでAcidmanを見ようと待っていたら前奏がちょっと始まったところで中断。なんと柵が決壊したらしい。修理に30分かかると言うことで、ぶらぶらしてから戻ってみると全然直っていない。時間はもう17:00近かった。愛しの岡村ちゃんは17:40スタート。移動時間を考えて、ここで泣く泣くあきらめた。さらばACIDMAN、「アレグロ」「水写」聴きたかったよー。
 今年のライジングで一番楽しみにしていた岡村ちゃん。先日「ミラクルジャンプ」のPVを見たが、見事な恰幅。これで本当に素敵な踊りを見せてくれるのだろうか。かなり不安。少し遅れてステージが始まった。「ねぇねぇ、岡村ってさー」、過去の曲を素材にDJがヴォルテージを高める。メンバーとダンサー2人が出てきて、ついに岡村ちゃん登場。予想以上にでかい!!こういっては何だが、「コニちゃん」(KONISHIKI)を彷彿としてしまった。当然「コニちゃん」くらいでかいはずはない。だが、あの長い髪の毛を後ろでまとめた感じや、愛くるしい動きがなんかダブって見えたのだ。
 序盤からとにかく踊りまくる。そして歌いまくる。岡村ちゃん完全復活である。「聖書」もライヴということもあってよりハードなアレンジとなっていた。すごいなー、体力あるなと思っていたら「ステップUP↑」が終わったところで、どっかり腰を下ろしてしまった。そしてその間、先ほどのDJが一生懸命場をつなぐ。しかもトークで。水を飲みながら一生懸命汗を拭く岡村ちゃん。あれは、ありなのだろうか?でも、「実際青春」していた頃からもう15年くらいたつわけでしょうがないところか。
 
復活した後はダンスを少々抑えめにして、過去の名曲を披露。途中で雨が上がり見事な夕焼けの演出もあった。まさに奇跡を呼ぶ男岡村ちゃん。「だいすき」では「へぽたいやー」の大合唱。正直ここで終わっても充分満足だったが、岡村ちゃんがギターをかき鳴らした瞬間、鳥肌が一気に立った。そう、あの曲のリフだ。僕が岡村ちゃんの作品の中で一番好きなナンバーである。完璧な青春ソング。だってタイトルが「
あの娘僕がロングシュート決めたらどんな顔するだろう」だよ、このタイトルに思春期男子の全てが凝縮されているわけだから。そして、嬉しかったのがこの曲がほぼ原曲のまま演奏されたことだ。岡村ちゃんもこの曲の重要さを分かっているんだろうと感じた。本当に本当に嬉しかった。

1.ア・チ・チ・チ
2.聖書
3.モン・シロ
4.ステップUP↑
5.Young Oh!Oh!
6.ミラクルジャンプ
   〜Jumpim' Jack Flash
7.CHECK OUT LOVE
8.だいすき
9.あの娘僕がロングシュート決めたらどんな顔するだろう

 
その後は、REDで座ってポラリスを聴きながら一休み。30代になるとこの「一休み」が大きい。次のハイロウズへ鋭気を養っておく。

 そして、SUNにハイロウズ登場。相変わらずヒロト細いなぁ。マッチ棒みたい。そして、マーシーは上半身裸。道産子でさえ上下ウインドブレーカーでびしっと決めているのに。あんた、真のロックンローラーだ。
 スタートは「スーパーソニックジェットボーイ」。個人的には「ハスキー」をやってくれたのが嬉しかった。キーボードが脱退してから初めて体験したライヴだったけど、かなり暴力的とも言えるグルーヴになっていた。やさぐれているとでも言おうか、とにかく勢いで押してしまおうという感じだった。
 

 この辺については色々と意見が分かれるところだと思う。僕のように滅多にライヴに行かない人間にもこの演奏のレベルというのはわかる。個人的にはこの無鉄砲な感じがハイロウズっぽいとも思う。でも、このまま続けていくには限界があるような気がしてならない。どこかで、シフトチェンジを迫られるときがあるだろう。
そこをどう乗りこえていくかがまた楽しみでもある。

 アンコールにも応えてくれ、「青春」「ミサイルマン」をやってくれた。去っていく姿のかっこよさも昔とちっとも変わらない。本当に信頼できる人たちだ。

 ハイロウズ終了後、ロックをこよなく愛する30代集団「ミソジーズ」のメンバーと合流。皆初対面だったが、本当にいい人達でした。初めての「フェス焼き肉」も体験することが出来ました。同世代ということで小中時代の好きな音楽の話をしたりしながら、気が付けばもう3時。初日からヘトヘト。こうしてエゾロックの夜は更けていきました。いや、明けたのか?
 

<2>
               





Designed by NEO HIMEISM