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Column - 

Rising Sun Rock Festival 04

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 午前3時30分に就寝。昼間で寝てやるぜ、と意気込んで寝たものの、朝方猛烈にテントの中が暑くなり、起床。昨日雨降ってたのに、しかも夜霧まで出てきてすんごく寒かったのに、何じゃこの暑さは。まさにアメイジング北海道!道民のくせに面食らってしまいました。
 
 この暑さなので、寝るのをあきらめるが、やることが全くない。フジロックの時は文庫本を持っていたので、暇つぶしに読んでいたが、今回は準備無し。仕方ないので、周りをぶらぶらする。意外と若者は早起きしている。でも、ちょっと辛かったのが、テントの近くで朝から色々なものを焼いていた人たち。虫が寄ってくるんだよね。まぁ、今回は許すとしよう。

 昼前に、「ミソジーズ」のアジトへ寄る。僕は普段あまり邦楽を聴かないので、全然トークについて行けなかった。やばいな、勉強しないと。ラインナップ見ても知っているバンドは三分の一くらい。

 スタートは13:00。特に「これを見たい!」というのはなかったけど、「とりあえずパフィーがどれくらいかわいいのか顔だけ確認しよう」と思いアーステントへ行くが、もうびっしりで顔を確認できそうにないので、オアシスのつじあやのを見に行く。外は相当暑かったが、オアシスは涼しげな風が流れていた。彼女のCDは聴いたことがないのだけど、娘の好きなCDに彼女の曲が1曲あって、「風になる」という曲なのだけど、偶然やってくれた。最後の曲もいい曲だった。これはうちの嫁さんが好きそうだ。
 
 次はレッドで「無戒秀徳」を見に行く。いきなり渋いサングラス姿で登場。と思いきや、おもむろにサングラスをはずすと下にはしっかり眼鏡をかけていた。フジでは観れなかったアコースティックのセット。1曲目はZAZENの「SI・GE・KI」。「刺激が欲しくてたまらんのう」とアコギ一本で歌われると、最初は不思議な感じだったのだが、聴いているうちにその不思議なものがベリベリとはがれて、生の向井がむき出しになってきた。そう、これは「ストリップショー」のようなものだった。隠すもの何も無し、その空間にいればそれを見るしかない、その世界に入るしかない、そんなステージであった。「くりかえされる諸行無常 よみがえる性的衝動」彼はこの言葉を幾度と無く繰り返した。彼のその言葉、歌、ギターを引きこなす姿がすごく強烈であった。ナンバー・ガール、ZAZEN BOYSともに1曲1曲の熱量は相当なものである。それが、この「むき出し」アコースティックなセットで行われることで、熱伝導の量が半端ではないのだ。それ故に、気づかぬうちにこの世界に引き込まれていた。最後のナンバー「自問自答」が終わってからも、しばらくはボーッとしていた。それくらい圧倒的な時間であった。

 無戒ショックからなかなか立ち直れず、テントに戻り休む。イースタンまでは特に見たいものがなかったし。

 アーステントは前日の柵崩壊以来入場規制を行っていた。ライヴが始まると中はスカスカでも入ることが出来ない。その憂き目にあわないためにも、早めにアーステントへ。しかし、中はもうかなりのイースタン・ユースのファンがいた。
 そして、登場。いきなり吉野氏が外の空の美しさに触れテントの上を指して「この屋根いらねーな」と言っていた。そう彼らには、夕焼けの空がよく似合う。来年は是非外で、お願いしますよウエスさん。
 新作と過去の曲をいいバランスで演奏していた。個人的には「踵鳴る」と「夏の日の午後」に鳥肌が立ってしまった。いいよいいよ、最高だよイースタン。曲の間に挟まれるMCも最高だった。ただのおしゃべりのようでいて、何か含むものがあるのだ。特に観客に向かって「俺は群衆と対峙しているのではなく、ここから見える点々点々・・」というトークがよかった。これだけでは何のことか分からないだろうが。つまりは自分たちは観客をひとまとまりとしてみていくのではなく、あくまで一人一人の人間として正面から向き合いたいしそうしてきたということを言いたかったのだと思う。すごくその言葉が響いた。

 1.街はふるさと
 2.踵鳴る
 3.暁のサンタマリア
 4.矯正視力〇.六
 5.スローモーション
 6.DON QUIJOTE
 7.夏の日の午後
 8.砂塵の彼方へ

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